エンジニアを目指して転職活動をしているとき、ふと気になったことがありました。
どういう習慣をどのように行っていたんだ…!?
つまり、エンジニア転職成功者である先人たちの習慣を真似すれば、少しは転職できる可能性が上がるのではないか。
さらにその人がエンジニアになっても続けていることを真似すれば、より転職できる確率が上がるのではないかということです。
無性に気になって、当時通っていたプログラミングスクールの講師やTwitterなどを使って調べてみましたが、私には合わないことや習慣として取り組むのは難しいことなど様々ありました。
色々試していく中で、「これは自分にとって、絶対にエンジニア転職でプラスに働くぞ!」ということを厳選していき、習慣化するべく取り組みました。
結果として、エンジニア転職を始めてから約5ヶ月ほどで自社開発企業のシステムエンジニアとして内定をいただけました。私が比較的早くエンジニアに転職できたのは、「先人たちの習慣」を真似し、それを自分自身に最適化できたお陰だと感じています。
今度は私が、現在エンジニア転職を目指している方に向けて、「先人=私が行った(行っている)習慣」を発信するべきだと考えてこの記事を書きました。
この記事は以下の方々の悩みを解決します。
・エンジニア転職を目指している、考えている方
・エンジニア転職に向けて自分の行動やマインドセットを再検討したい方
・エンジニア転職時に行っていた習慣や行動を参考にしたい方
・現役エンジニアの習慣や継続している行動を知りたい方
この記事の習慣を実践しながら、エンジニア転職をより加速させた方法についてを以下の記事でお話ししています。
よろしければ合わせてお読みください。
この記事を書いた人
●文系卒、銀行営業職から約5ヶ月で自社開発企業のwebエンジニアに転職
●短期間でITエンジニアに転職したノウハウを中心にブログ、Twitter発信中
●保有資格:基本情報技術者、Java Silver SE8、FP2級
必ず毎日PCに触れる
答えは、PCを利用してITサービスを創造・提供しています。
つまり、まずはPCを自由自在に扱えることがエンジニアとして働く前提条件なのです。
私は当初、PCを全くと言っていいほど操作できませんでした。学生時代〜社会人を通して、Word・Excel・PowerPointに少し触ったことがある程度で、業務レベルのデータ入力が出来るか危うい状態。
タッチタイピングなんて一切出来ませんでした。
※そんな私がエンジニアに転職を決めたきっかけは、追々記事にする予定なのでここではスルーしてください。
そんな状態なので、プログラミングスクール講師の方々の操作説明自体が満足に理解できないことも…。なので、まずは毎日PCに触れることから始めました。
特に何をするわけでもなく、やりたいように自由に操作をしてました。ネットサーフィンやゲーム、読書や設定画面をいじってみたり。
ただ、その過程でショートカットキーや操作を効率的にする仕組み(例:タッチパッドのジェスチャー)を自分で調べながら操作することを意識していました。
そうすることで無意識のうちにPCの操作に慣れ、
もっと楽に操作できるアプリやツールはないのか?
とPCを操る楽しさを知ることにつながりました。
まずは皆さんもPCの操作に慣れること、PCを操作する楽しさを知ることから始めましょう!
●Windows/Macのショートカットキーが書いてあるおすすめサイトはこちら。
●タッチタイピング習得に活用したおすすめサイトはこちら。
IT分野のニュースチェック
私が通っていたプログラミングスクールの講師や、現役のエンジニアである親族から言われた言葉です。
そう疑問に思っていましたが、実際に働いてその理由がわかりました。
IT業界のニュースやトレンドの移り変わりが早い
読者の皆さまも一度は聞いたことがあると思います。
私もなんとなく聞いたことがあり、「毎日確認する必要あるかな?」と少し疑いながらニュースをチェックしていました。しかし実際に働いて驚きました。
いつも普通に利用しているサービスにウイルス感染の疑いが生じたり、実装に使っていたライブラリにウイルス対策の脆弱性が発覚したり。数時間前、数分前の当たり前が当たり前でなくなるような出来事が発生するのです。
エンジニアはそう言ったニューストピックを知り、そして回避することが求められます。そのスキルが備わっているか確認するため、転職活動の採用面接でニューストピックについて質問されたり、そのことについて意見を求められたりする可能性があります。
自然とIT関連の知識が身につく
例え話をします。経済ニュースを日々読んでいると、その分野について自然と詳しくなっていることはありませんか?
IT関連のニュースを読むとその原理と同じで、自然にIT分野の知識が身に付きます。
初めは一行毎に単語の意味を調べて、一つのニュース記事を理解することも難しいかもしれません。しかし、わからないことにぶつかり調べることを繰り返すことでニュースを理解でき、IT業界の知見が深まります。
IT関連のニュースを毎日読むことは様々な利点があります。
エンジニアにとって必須である習慣を身につける意味でも、また採用面接に柔軟に対応する意味でも、日々IT関連のニュースを確認しましょう!
プログラミング・IT関連資格の勉強
主観ですが、勉強が好きという方よりはあまり好まない方の方が多いのではないかと思います。
しかしエンジニアに転職するには、そしてエンジニアとして働き続けるためには日々勉強をしていかなければなりません。
では、どうやったら勉強を続けられるのか?
それは、勉強を習慣化させること、さらに突き詰めると習慣化させる仕組みを作ることで継続が実現できるのです。
私は自身、勉強が好きな方ではなく、自主的に勉強をしたことがありませんでした。しかし勉強を習慣化させる仕組みを実践した結果、勉強しないと気持ちが悪くなるほど習慣になってしまいました。
それでは実際に私が行った、勉強を習慣化させる3つの仕組みをお話しします。
1. 小さく始める
まずは1日1つでも何かを知る、1日5分でも学ぶことから始めましょう。その方法はYouTubeでもネット記事でも新聞でもなんでも構いません。ただし、必ず毎日続けてください。毎日アクションを起こし続けることで日々何かを学ぶ習慣が形成されます。
どんな些細なことでも大丈夫です。続けられる、必ず取り組める規模から学習をスタートさせましょう!
2. トリガーを決める
トリガーとは、勉強を始めるきっかけやスイッチという意味です。
トリガーを定める時は以下のことに注意をしてください。
● 明確な動作や状況、時間を定める
● 必ず実行できるトリガーにする
● 時間を”削りだす”ではなく”有効活用”する
具体的にこれらに注意をして定めていた、私のトリガーを紹介します。
・ 普段の移動時間(自転車や電車、車など)は音声学習や一問一答形式で勉強する
・ 友達との待ち合わせ場所に30分早く着いて勉強をする
・ (転職活動時)朝6時に起きてスクールの授業開始まで勉強する
・ スクールの終了時間(18時)から余分に1時間勉強をする
大切なのは明確かつ必ず実行できること。そして何かを犠牲にして時間を生み出すのではなく、日々の無駄な時間を勉強時間に変えることです。
3. アウトプットして成長を感じる
1、2を通じて知識のインプットを行なってきましたが、それだけではなんだか面白みに欠けますよね?勉強を面白い、楽しいと感じられなければ習慣化することはできません。
勉強において最も楽しいと感じる瞬間は、「自分の成長を感じる時」です。
そして成長を感じるためにはアウトプットをして発信をすること、また何かを制作することなのです。
発信と言っても家族や友人などの身近な人に話すでも良ですし、TwitterやFacebookなどのSNSで不特定多数に向けての発信のどちらでも大丈夫です。またプログラミング学習であれば、その知識を活用して何か作ってみることが有効でしょう。
あなたの発信により受取側から何か反応があったり、新しいシステムやアプリが作成できるようになったり、自分の変化や成長を実感することに繋がります。
その体験が「勉強=楽しい」に昇華するきっかけなのです。
定期的な運動
私も初めは他のエンジニアに勧められた時に同じ反応をしました。
しかし結果として、運動習慣は絶対に身につけるべきだと思います。
私は転職活動時から週3,4日ペースで運動を継続しています。
内容は、会話がギリギリできるくらいのペースでランニングを30分程(距離では5〜6km)です。
私がなぜ、そこまで運動を進めるのか。
約2年間、運動を定期的に行ってきて感じたメリットを3つのお話しします。
1.心身の健康促進
2.自己肯定感の向上
3.採用面接、人間関係の円滑化
1. 心身の健康促進
質の高い勉強や積極的な転職活動を行うには、心身共に良い状態であることが前提となります。しかし、エンジニア転職には心身の健康に悪影響を及ぼす危険があります。
勉強に夢中になり過ぎて座っている時間が増え、体の節々に痛みを感じたり、生活習慣病の症状が現れたりと勉強や転職活動の弊害が生じる可能性もあります。
また精神的にも、慣れない学習内容や環境にストレスが蓄積することも考えられるでしょう。
そういった心身のストレスを解消するのが運動です。
また専門家の調べでは、運動することで脳機能の向上がみられ、学習効率が上がるとの見解が出ています。そういった側面からも勉強だけするのではなく、定期的に運動をする習慣を身につけるべきだと言えます。
2. 自己肯定感の向上
私は自分に自信が全くなく、自己肯定感がすごく低いタイプでした。
しかし定期的な運動を始めてから、前より確実に自己肯定感が上がったのです。
これにハッキリとした根拠はありません。しかし運動によってストレスが発散して清々しい気持ちになることや、運動を継続的に行えているという自信からか、ネガティヴな思考を以前ほど抱かなくなくなりました。
気になって調べると、運動をすることによって「ドーパミン」や「ベータエンドルフィン」という脳に良いホルモンが分泌されるようです。小さなことでも何か継続していることがあれば、それが1つ自分の誇れるものになります。
そして自分を肯定できることや自信を持つことは、間違いなくエンジニア転職に良い影響を及ぼします。
自分に自信を持つきっかけとして、ぜひ定期的な運動習慣を身に付けましょう!
3. 採用面接、人間関係の円滑化
転職をする際に避けられないのが採用面接です。その面接の際に、運動習慣が大きくプラスに働きます。
運動していることで若々しくエネルギッシュに見られたり、趣味として「運動すること」を挙げると、面接官に好感を与えます(嫌悪感を与えることはまずありません)。
またエンジニアはデスクワークが中心だからか、自主的に体を動かすことを趣味としている方が多い印象です。そのため話のネタにもなり、先輩エンジニアと良好な関係が築けるでしょう。
運動は、転職活動時から転職後まで人間関係の潤滑油的な存在にもなるのです。
まとめ: 文系未経験者webエンジニアが転職活動中〜現在まで続けている習慣
私は以下の4つのことを転職活動〜現在まで継続しています。
1. 必ず毎日パソコンに触れる
自由自在にPCを操作できることがエンジニアとして最低条件であり、学習の効率も大きく変わります。まずはPCの操作にとことん慣れましょう!
2. IT分野のニュースチェック
エンジニアは、IT業界のトレンドやトピックの変化に素早く対応できることが求められます。IT業界のニュースを毎日チェックして、常にアンテナを張っていましょう!
3. プログラミング・IT関連資格の勉強
知識や技術を身に付ける、磨くために学習を継続しよう。そのためにまずは学習の習慣化を目指そう。
4. 定期的な運動
心身の健康促進はもちろん、自己研鑽や人間的魅力の向上につながります。結果としてエンジニア転職に良い影響を及ぼします。適度な運動を習慣化しましょう!
以上、文系卒未経験者の私が転職活動中から現在まで続けている習慣についてお話ししてきました。
しかし不可能なことでもありません。
適切な方向に向かって、適切な手順や努力を積み重ねることで必ず実現できます。
今回はあくまで私が試して、その中で取捨選択をして色々と自分なりに適した形に最適化したことを詳細にお話しました。
皆さんにも何が適しているのか試しながら自身に最適化させ、エンジニア転職へ着実に近づく習慣を作っていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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